私たちが取り組んでいる さまざまな活動をご紹介します

学校アドボケイト派遣事業
「にじトーク」の
ロゴとスローガン制作

2024年10月

 2023年にスタートした「にじトーク」は、子どもたちの反応を確かめながら、
どんどんブラッシュアップされていきました。
子どもたちからは「にじいろのみんなが学校に来てくれたことが、パッと分かるようにしてほしい」
という声が上がることもあったそうです。 つまり、旗印が必要だったわけです。

また、にじいろCAPには「にじトーク」を全国に広げていきたいという目標がありました。
「シンボルマークや、主旨を端的に伝えるスローガンが必要」とのご相談を受けて
2024年にはロゴマークとスローガンを制作しました。 

第22回
こどもフォーラムの広報支援

2023年 12月


子どもNPOセンター福岡が毎年12月に開催している
子どもにやさしいまちづくり 市民フォーラム。
2023年は、子どもが主役のフォーラムでありたいという思いから
タイトルを「こどもフォーラム」に変えて開催されました。

西日本新聞にもご協力いただいて
こども記者たちが大人へ質問をしていくイベントもあり
新しい気づきにあふれたフォーラムとなりました。


学校アドボケイト派遣事業
「にじトーク」の
報告書制作サポート

 「にじトーク」は、日本財団の助成を受けている事業のため
報告書の提出が必要なのですが
この報告書も、読んで楽しいものでありたいと考え
マンガのテイストを取り入れた誌面に仕上げています。
にじいろCAPの皆さまと力を合わせて作成した報告書です。
こちらからダウンロードできますので(全40ページ)、
ご関心のある方は、ぜひご覧ください。 

学校アドボケイト派遣事業
「にじトーク」広報サポート


2023年6月

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自由に意思表示できる安全な場を、学校に。
~ NPO法人 にじいろCAPの取り組み~

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 子どもの意見を聴くことは、とても大切なこと。
いま日本では、社会的擁護(※)のもとで暮らす子どもの意見を聴くための
専門支援員が派遣される制度があります。
けれど本当は、あらゆる環境で暮らす、あらゆる子どもに
話したいことを話す権利、聞きたいことを聴く権利があるはずです。

「全ての子どもたちが、自由に話せる環境をつくろう。」
「いろいろな子どもたちが集う学校や施設での活動を充実させよう。」

そうしたビジョンを掲げ、学校でのアドボカシーをスタートされたのが
福岡県の筑後エリアに拠点を置く、NPO法人にじいろCAP。
新プロジェクトの名前は「にじトーク」です。 

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相談の場に男の子が来ない問題を解消する。

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 にじいろCAPの皆さまは、「にじトーク」をスタートする約20年前から
小学校や中学校で「SOSの出しかた」プログラムを展開なさってきました。
これは「自分の身に危険が迫ったとき、またイヤな目に遭ったとき
言葉や行動でSOSを発信する方法」を子どもたちに伝えるプログラムで、
子どもの自殺を防ぐことにもつながるとされています。
子どもたちのSOSに耳を傾けてきた にじいろCAPは
コロナ禍ではLINE相談も行われていました。
しかし、相談を寄せてくれる子どもの男女比は、3:97(男:女)。
男の子たち(女の子たちも)の心にある
 “何らかの壁” を丁寧に見つめる必要がありました。

「男の子にも興味をもってもらいたい」という
にじいろCAPの皆さまのご要望を受けて、
KICHIでは、従来のNPOがやってこなかったであろう
アプローチをご提案しました。 

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子どもたちへ向けた
ポスターとチラシの制作

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 子どもたちに参加を呼びかける広報ツールは
次のような仮説にもとづいて表現設計を行いました。
—— 仮説 ——————————
 ◉子どもだって「誇れる自分」でいたい
 ◉子どもは大人のまねをしたいし、大人のように自立したい
 ◉上から手を差し伸べられる「弱者」になるのはイヤ
従来のアプローチは、こうした子どものプライドを
尊重できていなかったかもしれない。
「子ども扱いされる場で、人は相談をしない」
という前提に立って、子どもに呼びかけよう。
————————————————
子どもの福祉に関する広報ツールは
ふんわりとしたトーンのものが多いですが
それは本当の意味での子ども目線だろうか?と
疑問を感じ、次のようなメインビジュアルにしました。
悩みながらも、自らの意思で打開しようとする、どこか大人な子どもたちが主人公です。 

この広報ツールに対する子どもたちの反応は、予想をはるかに超えて大きく
男の子も、これまでにないほどたくさん参加してくれたそうです。

第21回
市民フォーラムの広報支援

2023年 3月


子どもNPOセンター福岡が
毎年12月に開催している市民フォーラム。
2022年は12月に「日本子ども虐待防止学会」が
福岡で開催されたことから
日程を2023年3月に移して開催されました。

春の少しあたたかな時期になったこともあり
はじめて屋外イベントを実施(サテライト会場)。
また本会場は、福岡市の中心部にあるアクロス福岡で
これまで市民活動にあまり参加したことのない
お父さんたちによる討論会も実施するなど
新しい試みにもチャレンジしていることから
全体的ににぎわいを感じさせるパンフレットにしています。

子どもアドボカシー講座の
ネーミング

2022年11月

子どもNPOセンター福岡では、施設職員や学校教員を主な対象者として
「インフルエンサー養成講座」という名称の講座をなさっていました。
活動が大きく広がるように、との思いで名づけられていたようですが
もっと直感的に分かってもらえる名称のほうが良いと思われたため
「こどもによりみみ講座」というネーミングをご提案しました。

大人が求める答えを子どもからムリに引き出すのではなく
寄り道をするように子どもの話に耳を傾けてみましょう、というイメージです。

コドモのがたりプロジェクト
ムービー制作


2022年10月

福岡市に拠点をおき、さまざまな子ども・子育て支援活動を展開する
子どもNPOセンター福岡は
「コドモのがたりプロジェクト」(詳細は下記)の一環として
「子どもアドボカシー講座」を開催しています。

そのような場で「アドボカシーとは何か、
この講座が目指すものは何かをお伝えするムービーをつくり、
講座のオープニングとエンディングで流したい」
とのご依頼をいただきました。

こうして完成したのが、以下のムービーです。
バナーをクリックしてご覧ください。

子どもアドボカシー
推進プロジェクトの
ネーミング

2022年8月

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子どもの声を受けとめ、人権を守る。
~ 子どもNPOセンター福岡の取り組みについて~

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日本では、この現代においても
子どもたちの人権が守られていない状態にあります。
まさか、と思われる方もおられるかもしれません。
しかし、次の文章を読んで思い当たることはないでしょうか。
 「子どもは、大人から暴力をふるわれても、何も言えない」
 「経済的に自立していないので、子どもは自由に意見を言うことができない」
 「社会的に立場が弱いので、子どもは大人の言いなりにならざるを得ない」
上の文章の「子ども」を「私」に置き換えて読むと
さらに深刻さがご理解いただけるはずです。

子どもを取り巻くこうした社会課題に
長年立ち向かっているのが子どもNPOセンター福岡です。
さまざまな子ども・子育て支援活動を展開しておられるNPOで、
子どもの意見を聴く「子どもアドボカシー」活動にも
力を注いでおられます。

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「理解の輪が広がりにくい」」という
NPO特有の課題

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NPOの活動の原点にあるのは、社会的使命や高い理想です。
しかし、その活動が崇高に映れば映るほど
日常から遠い存在に見えてしまい
賛同者や協力者が増えにくいという問題に
ぶつかることがあります。
そのため、私たちはNPOからのご依頼をお受けする際
「社会課題に関心がない人にも伝わる表現」を
心がけてクリエイティブにあたります。
ここでご紹介するネーミングも
そうしたクリエイティブのひとつです。


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プロジェクトのネーミングは
「コドモのがたりプロジェクト」

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「子どもアドボカシー」という言葉を聞いても
その意味を理解できる人は少ないでしょう。
それがゆえに一般の方への理解浸透が進みにくいアドボカシー活動。
「こうした現状を、新しい名称をつけることで解消したい」
とのご依頼を受けてネーミングに取り組みました。


「子どもが話すことや、その行動には、
それぞれの理由、それぞれの物語があります。
だから、子ども一人ひとりの中にある物語に耳を澄まし、
人権や個性を守りましょう。」
そんな思いをこめたネーミングです。
ロゴは、カジワラブランディングの藤岡さくらさんに制作いただきました。

障がいをもつ若者の
就労支援に関する
パンフレット制作

2022年 3月

福岡市には、障がいのある方が一般の職場で働き続けられるよう
障がい者と企業の双方をサポートしている
Bridgeという団体があります。

障がい者の方には「自立した生活」を目指し
寄り添いながら支援するジョブコーチ支援を提供。
企業に対しては、障がい者採用の考え方や適切な雇用環境の整え方、
障がい者へのアプローチ方法、定着支援まで
幅広くコンサルティングを行っています。

また、働きづらさを抱えて働いている精神・発達障害者の方を対象に

毎月イベントや学習会を開催しています。


障がい者の就労・雇用支援を専門とする
独立系企業は日本ではまだ少なく、
サービス内容が十分に理解されていないのが現状です。
代表の國崎さまからは
「どなたにも分かりやすいパンフレットを」
というご要望をいただき、
A3サイズを三つ折りにしたパンフレットをご提案しました。
スムーズに読み進められるよう
視覚的なリズムを意識しながら3つのパートに情報を整理。
章立てがひと目でわかる構成に仕上げています。 

フリースクールの
ホームページ制作

2022年 3月


「学校に通えない子どもとその親に温かな居場所を」という志を掲げ、

誰もが通えるフリースクールを目指して利用料金を抑えながら運営を続ける
「福岡てらこやあそび」


その経営が健全なものとなるように
2021年からNPO法人化を進めておられたのですが
幅広い支援者に事業内容をお伝えしなければならないことから
広報ツールが必要となったため、
ご相談を受けてホームページを制作しました。
制作費用を抑えることができ、ご自身たちで簡単に更新できる
WEBサイトビルダーを活かしています。


親子のための防災講座

2022年 3月 5日

みんなのこどもプロジェクトは
「親子を支援したいけれど、何ができるだろう?」と
お考えの方といっしょにアイデアを出しあい
支援する側・される側のどちらも納得できるボランティア活動を
生みだすといった活動も展開しています。

今回は、防災士の資格をもち
「親子のためにできることを」と希望されていた
牛尾崇彦さまとともに企画を立て、
フリースクール「福岡てらこや あそび」にて
親子のための防災講座を開きました。
初回のテーマは「地震」。
講座はリアル&オンラインで行い、東京からもご参加いただきました。

2回目以降は、参加者のご要望を反映させたテーマで
開催していく予定です。

◆福岡てらこや あそびサイトは、こちら。
https://teracoya-asobi.jimdosite.com/
◆防災士・牛尾崇彦さんのブログは、こちら。
https://note.com/ushiotakahiko/

 

当日のようすはYouTubeにアップしておりますので、ぜひご覧ください。

子どもの声を聴く会

2022年 2月 27日

こどもたちの声を集め、社会に反映させていくことを目的とした
「福岡こども委員会(仮称)」を
福岡市議会議員・成瀬えみさんのご協力のもとスタートしました。
1回目のミーティングに集まってくれたのは、
福岡市内及び近郊の中学生3人。
勉強・校則・いじめ・不登校といった学校の話や、将来について
一人ひとりのさまざまな思いを聴くことができました。

さらに、サポートにあたってくれた大学生からの意見も加わり
若い世代の思い、そこにある課題が見えてきたように思います。

これからも回を重ねて、こどもたちが主体となれるような
プロジェクトに発展させていきたいと考えています。

第20回
市民フォーラムの広報支援

2021年 11月~12月


こどもたちをとりまく社会課題に向き合い、
世の中に働きかけ続けている子どもNPOセンター福岡が
毎年12月に開催している市民フォーラム。
20年間ずっと続けておられる大規模なフォーラムですが
2021年はコロナの影響を受けて、初のオンライン開催となりました。

オンラインでどこまでの告知ができ、どれだけの参加者が集まるのか。
NPOの皆さまのそんな声に耳を傾けながら
私たちは広報活動のサポーターとして
パンフレットの制作とSNS運用支援を担当しました。

制作したパンフレットは、こちらにアップしています。
また、子どもNPOセンター福岡の皆さまとともに
新たに始めたInstagramは、以下よりご覧いただけます。